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Kogoshui/Part 4

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Kogoshui
by Inbe no Hironari, translated by Genchi Katō and Hikoshirō Hoshino
4696097KogoshuiGenchi Katō and Hikoshirō HoshinoInbe no Hironari

Part IV

Bibliography
I
Various Manuscripts and Printed Editions

(1) 古語拾遺(寫)
保安五年(1124)閏二月四日の底本に基づける嘉祿元年(1225)二月二十三日卜部兼直寫了の奧書を有するもの(所謂卜部本中現存の最古寫本京都吉田子爵家所藏)
(2) 古語拾遺(寫)
釋無貳の跋を有するもの武州金澤稱名寺本
(3) 古語拾遺(寫)
熈允の題名ある武州金澤稱名寺本
(4) 古語拾遺(寫)
元弘四年三月二十六日於金澤稱名寺書寫並交點畢の跋を有し且つ良順の題名を有するもの(以上三本東京前田侯爵家所藏)
(5) 古語拾遺(刊)
嘉祿元年(1225)二月二十三日より文明元年(1469)六月二十七日に至る多くの奧書を有する寫本に基づくもの(所謂卜部本)
(6) 古語拾遺(寫)
同上本にして更に文明九年(1477)正月十二日及び永正十一年(1514)三月十九日の奧書を有する寫本に基づくもの
(7) 古語拾遺(寫)
暦仁元年(1238)八月十一日及び弘化四年(1847)四月の奧書を有する寫本に基づくもの(所謂法隆寺本又は暦仁本)
(8) 古語拾遺(寫)
應永年(1394–1427)のもの(神道叢書所載)
(9) 古語拾遺(寫)
明應年間(1492–1500)德川義直舊藏(神道叢書所載)
(10) 古語拾遺(寫)
天文三年(1538)八月二十五日の奧書を有する寫本に基づくもの所謂天文本
(11) 定本古語拾遺(刊)
前書に本づはる本野戸勝隆の訂正本(明治十八年1885出版)[errata 1]
(12) 古語拾遺(寫)
正保三年(1646)正月卜部兼里及び卜部(萩原)兼從校合の奧書を有するもの
(13) 古語拾遺(寫)
慶安元年(1648)十一月榊原忠次の伊勢兩宮献納本
(14) 校正古語拾遺(刊)
元祿三年(1690)校正明治三年(1870)汲古散人(古川躬行)再訂本
(15) 校正古語拾遺(刊)
元祿九年(1696)十一月大伴重堅の跋を有するもの所謂四宮本
(16) 改正古語拾遺(刊)
元祿十六年(1703)孟秋朔旦攝陽一井桐光宣の跋を有するもの
(17) 古語拾遺(寫)
所謂平野本
(18) 古語拾遺及攷異(刊)
寬政三年(1791)正月奈佐(日下部)勝皋校勘本(所謂群書類從本)
(19) 古語拾遺(寫)
文政七年(1824)十一月校訂者秦公(?)の跋あるもの
(20) 古語拾遺(寫)
安政三年(1856)十月十日奈佐(日下部)勝皋の訂本を以て校合せる源信重校本
(21) 新刻古語拾遺(刊)
明治三年(1870)六月訓點者渡邊重石丸の自序を有するもの
(22) 古訓古語拾遺(刊)
明治六年(1873)訓點者永井保賢自序同明治九年(1876)二月出版
(23) 訂正古語拾遺(刊)
明治十二年(1879)二月木村正辭(欟齋)校本
(24) 校正古語拾遺正訓(刊)
明治十八年(1885)八月柴田花守正訓
(25) 古語拾遺(寫)
三輪田元綱校訂(神道叢書所載)
(26) 古語拾遺
林甕臣校訂(神道叢書所載)
(27) 古語拾遺(刊)
木野戸勝隆訂正本を假字交り文に改めしものにて大正六年七月十日出版(日本國粹全書第七輯に牧む)

II

Commentaries[errata 2]

(1) 古語拾遺抄(寫)
釋契沖著(神道叢書所載)
(2) 古語拾遺私考(寫)
大山爲起(葦水)の著す所なり(本書名は藤堂好澄の葦水翁行狀に出づ)
(3) 古語拾遺言餘抄(刊)
天和二年(1682)二月十五日著尚舍散人龍野𠘕近の自叙を有す(所謂伊勢本に註を加はへなるもの)
(4) 古語拾遺句解(刊)
齋藤齋延編元祿十一年(1698)三月三日松下見林の序を有す
(5) 古語拾遺詳註(寫)
著者不明或は曰く松下見林或は曰く壼井鶴翁(義和)[errata 3]或は曰く多田稱齋
(6) 古語拾遺示蒙節解(刊)
寳永四年(1707)正月高田白翁著並に自序
(7) 古語拾遺示蒙節解頭書
跡部光海著
(8) 古語拾遺枝折草(寫)
跡部光海監新松(源)忠義著享保十一年(1726)伴部安崇跋
(9) 古語拾遺節解此(寫)
松岡元雄の著す所享保十六年(1731)九月九日寫了の奧書を有す
(10) 古語拾遺註解(寫)
伊奈忠嗣抄(龍野熈近中西直方白井自雀軒出口延佳諸氏を祖述す)
(11) 古語拾遺直解(寫)
吉見幸和著元文二年(1737)七月二十七日の自跋あり
(12) 古語拾遺蒙訓抄(寫)
吉見幸和(恭軒)著,安井下總守敬忠識の恭軒事狀に見ゆ(前記古語拾遺直解と同本なるや否を詳にせず)
(13) 古語拾遺途説(寫)
度會(黑瀬又は藤本)延賢(延寳四年1676生,寳暦三年1753死)註
(14) 古語拾遺講義標註(刊)
藤原行盛著(神道叢書所載)
(15) 古語拾遺本義(寫)
多田義俊著(國書解題載)
(16) 古語拾遺抄略(寫)
寶暦三年(1753)九月十六日吉井元庸著
(17) 古語拾遺集解
河村秀根著(續諸家人物志所載)
(18) 伴信友自筆校註本古語拾遺(寫)
但し四宮本の刊本を底本とす文化七年(1810)九月二日伴信友の自跋を有す
(19) 古語拾遺筆録(寫)
文化十四年(1817)五月十五日の日附を有し小野(平)高潔の著す所なり
(20) 古語拾遺略註(寫)
小野(平)高潔著
(21) 古語拾遺略解
岡吉胤著
(22) 大地主神の一則(刊)
本居内遠著(本居全集中に收む)
(23) 古語拾遺新註(寫)
池邊眞榛著
(24) 磯部昌言纂註古語拾遺(寫)
(25) 壼井註古語拾遺(寫)
文久三年(1863)七月二十九日一讀畢の奧書を有す
(26) 新居正万校註本古語拾遺(寫)
四宮本の刊本に手註し嘉永四年(1851)六月十九日以群書類從本校之新居正方の自跋を有す
(27) 標註古語拾遺(刊)
明治八年(1875)一月村上忠順著
(28) 古語拾遺私記(寫)
矢野(平)立道纂明治十四年(1885)五月立道の自跋あり
(29) 古語拾遺講義(刊)
久保季茲著片假字雑り本は明治十六年(1883)七月十日平假字雑り本は明治十七年(1884)八月四日出版
(30) 頭書評註古語拾遺(刊)
明治十七年(1884)三栗中實著
(31) 標註古語拾遺講義(刊)
明治二十三年(1890)十月十五日小田淸雄編
(32) 古語拾遺講義(刊)
二十四年(1891)十月十三日佑伯有義述(學階試驗科目全書中に収む)
(33) 古語拾遺講義(刊)
明治二十六年(1893)一月五日大久保初雄著
(34) 疑齋(寫)
安永二年(1773)五月奈佐(日下部)勝皋著
(35) 古語拾遺疑齋辨
本居宣長著寬政十二年(1800)旣成(本居全集中に収む)
(36) 古史徴第一(刊)
平田篤胤著文政元年(1818)の序を有す(平田全集中に收む)
(37) 古語拾遺傳神人名部類(寫)
明治二十二年(1889)中西弘滿著
(38) 古語拾遺傳(全十册)
久古廼屋先生(永井保賢)著述目録中に出づ
(39) 固本策(刊)
渡邊重石丸著明治二十二年(1889)三月二十五日印刷
(40) 新撰姓氏録考證(刊)
栗田寬著明治三十三年(1900)一月二十五日出版
(41) 古語拾遺の異本及註釋書(神道叢書附錄中に收む)
(42) 古語拾遺考證
吉村千秋手稿本未宗現存儘(鹿田靜七古典聚目九十六號)
(43) 古語拾遺の序に據りて國語及國學の精神を述ぶ(刊)
上田萬年述大正十三年(1924)一月 攝政殿下御進講覺書にして同年二月發誌「敬神敎育資料」(三四號)に收む
(44) 古語拾遺所載御歳神の祭祀に就きて
星野日子四郎稿本會紀要第十八巻所載大正十一年(1922)刊
(45) W. G. Aston, Shinto, the Way of the Gods (London, 1905)
(46) K. A. Florenz, Kogoshui oder Gesammelte Reste Alter Geschichten (Die Historischen Quellen der Shinto Religion, Hamburg, 1919)

  1. Original: 訂正本 was amended to 訂正本(明治十八年1885出版): detail
  2. Original: was amended to Commentaries: detail
  3. Original: 壹井鶴翁 was amended to 壼井鶴翁(義和): detail